支える柱は多い方がいい 外国で感じる家族のきずな

3週間パリに滞在していた義両親が帰り、同じタイミングでパパが日本に出張に行きました。3人が乗るタクシーを見送ると、息子2人と私だけになってしまいました。今まで賑やかだったお家が急にシーンとなります。じいじとばあばが来てくれて大はしゃぎだった子どもたちもまた元の日常に戻り寂しそうです。

気軽にともだちと外で遊べない外国では家の中にたくさん人がいるって子どもにとっても楽しいことだったのうです。また私にとっても3週間という期間にも関わらず両親がきてくれた時間が「楽しい」というのはちょっとした発見でした。というのも義理の両親とはいえ、子どもの送り迎えを手伝ってもらったり、料理を一緒にしたり、一緒に観光したりと一緒に生活することが非常に楽しい時間だと思えたのです。

この「楽しい」という感情はなんなんだろう?と考えたとき、やっぱり「楽」ということが大きいのだと思います。子どもたちにとっては躾と世話に親が精一杯になっているときに、じいじ、ばあばのところに甘えに行ける。私たち夫婦にとっては二人で家族を守るための全てを自分たちでこなさなければならなかったのを、ときおり子育てや家事を少し手放させてもらう。家族4人きりでそれぞれが余裕が無い生活だったところに、じいじ、ばあばがいてくれるだけで、みんなの気持ちが楽になりました。それがこの3週間、じいじ、ばあばがいてくれて楽しかったなあという気持ちにつながっています。

改めてふつつかな嫁を可愛がってくれ、家族として受け入れてくれた懐の広い義両親に感謝です。

明日からはしばらくワンオペになりますが、ゆるゆる3人で支えあいながらやっていこうと思います。