現地幼稚園に行きたくないと泣く次男
一日目は最高!でも二日目からテンション下がる・・・
9月から現地幼稚園に通い始めた次男坊。美味しい給食にノックアウトされ、登園2週間目にはお友達もできて親も上々の滑り出しに安どしていました。ところがそう簡単にいくはずもありませんよね・・・。秋休み明け、登園2日目。初めて子どもが本気で「幼稚園に行きたくない」と言い出しました。
正確に言うと、うちの子はいつも行きたくないという子なので、日本の保育園時代だから「行きたくない」という発言は何百回も聞いてきました。でも、今回は靴下をはかせようとすると足を硬直させ、全身で行きたくないという意思表示をします。
心当たりはないわけではなりません。
- 久しぶりの登園でフランス語の環境に改めて戻るのがストレス
- 先週までずっと甘えてきたバアバが帰ってしまい寂しい
- 秋休みに久しぶりに通った日本人幼稚園が恋しい
- 今週パパが出張で家にいなくて不安
と書き出してみると、次男のストレスになる要素は多々ありますよね。せっかく頑張って現地幼稚園に適応しようと彼なりに頑張ってきたのに秋休みに緊張がリセットされてしまう。しかも秋休みの終わりとともに大好きなじいじ、ばあばが日本に帰り、ついでに大好きなパパもいない・・・。
「じゃあ、家にいなよ!」と言ってあげたいところだけど、5歳児男子が一日家にいるとろくなことが無いのことは幼稚園の手続き待ちのために親子二人で過ごした暗黒の2週間で経験済みです。やっぱり子どもがわからないなりにお友達と遊んだり、園庭を走り回ったり、そんなことで発散したほうがどう考えたって健全だよなあ。
というわけで、初めて次男がメソメソ泣きながら「幼稚園に行きたくない~」と泣いているのを半ば恫喝して幼稚園に連れて行きました。もうこんなとき、子ども目線で鮮やかに子どもの気分を変えられればいいのですが、「いきなさーーい!」とブチ切れる自分に自己嫌悪。
というわけで、何の解決策もない記事になってしまった・・・。今週1週間、幼稚園に通って次男の心にスイッチが入ればいいのですが。
後日談[2018年9月追記]
このときぐずっていた次男くんも、1年たって現地小学校の1年生(CP)に進学しました!
1年通ってみて、行きたい日、行きたくない日と波はありましたが、1年を通して明るい顔で帰ってきたのできっと楽しかったのだと思います。
登園をぐずった日は前日お友だちとトラブルがあった日が多いようです。
1年たってもフランス語が達者というわけではありませんので、どうしても「とっさの一言」を言えず、モヤモヤした気持ちを抱えてしまうようです。これは外国に住む大人も一緒ですよね。
親にできることはできるだけ子どもに寄り添うこと、お迎えの時間はなるべく早く言って、子どもを安心させることでした。幼稚園なので時々お休みするのもありです。
揺れ動くお子さんの気持ちをくみとりながらも学校に通うことで、フランスならではの文化体験やフランス人との深い交流を経験できるはず!
ぜひ、お母さまも思いつめず、ゆるゆるフランス生活を楽しんでくださいね!
Photo by burak kostak from Pexels https://www.pexels.com/photo/broken-heart-love-sad-14303/