スペインの「白い村」ミハスのロバタクシーが楽しい
レンタカーを借りての年末年始、アンダルシアの旅子連れ旅。旅行の最後は地中海リゾートの「白い村」で有名なミハスに行きました。
ミハスはマラガから車で30汗ほどの高台にあり、地中海で良く見られる白い家が集まった村です。乾燥した灌木しかない山に何故こんな村ができたのか不思議でしたが、古代ギリシャの頃から鉱物資源の産地としてミハスは記録に残っているそうです。
街が高台にあるので、地中海のマラガ湾を一望でき、ジブラルタル海峡やアフリカ大陸が見れる絶景ポイントでもあります。
ちなみに写真の水平線の雲の上にうっすらと見える黒い山がアフリカ大陸です。あの先に広大な大陸が続いているのかと思うとスケールの大きさに圧倒されます。
さて、何故だかわからりませんが、観光嫌いの小3と年中の男子たちも、ミハスはすごく気に入ったようです。
その理由は「ロバ・タクシー」。
元々、ミハス村の住人が農作業の帰りにロバに乗って帰ってきていたものを観光客向けにタクシーにしたんだそうです。一応、ロバの保護目的もあるのだとか・・・。
ロバのタクシーで村の中をくるっと回ってくれるのですが、二人乗りのタクシーが20分15ユーロ、ロバに直接乗る一人乗りで10ユーロです。タクシーは小さな子ども連れなら3人まで乗ることができます。
せっかくなので、タクシーとロバと両方乗ってみることにしました。
タクシーに乗るとお兄さんに引かれてロバさんは車道をゆっくり歩いてくれます。大人がゆっくり歩くとぐらいのスピードです。
途中後ろから車も来ますが、慣れたもので煽られることもなく、ぽくぽくと白い村の中をロバは進んで行きます。
ちなみに一人ロバに乗ったお兄ちゃんはこんな感じ。
一人乗りのロバには係の人はつかず、私たちが乗るタクシーにロバが繋がれています。子どもたちが好きなポニーと同じ感覚らしく、お兄ちゃんはしきりにこれ楽しい!と言っていました。
途中、アンダルシアのカラフルな陶器達が飾られた可愛いお店もたくさんあり、ママさん的にもテンションが上がります。
村の中心部をくるっと回るとロバタクシーは終了です。
最後は下の子もロバに乗せてくれて記念撮影。
ミハスについて最初にロバタクシーに乗ったので、ちょうどよい下見になりました。
というわけで、ロバタクシー中々良かったです。子どもが大好きな乗り物要素と、街散策を楽しみたい親御さんにオススメです!