パリの公立幼稚園・小学校への寄付金っていくらぐらいが妥当なの?何に使われるの?

目次

パリの公立幼稚園・小学校で集める寄付金って何に使うの?

クリスマス休暇が終わり、5歳の息子が通う幼稚園から寄付のお願いが来ました。

この幼稚園では新学期、クリスマス休暇、そしておそらく復活祭休暇明けに3回寄付の紙が配布されます。

この寄付金、何に使うのかなあと思っていたら、先日子どもたちが見に行った映画や劇などの課外活動の運営に充てられるのだと教育省主催のフランス語教室の先生が教えてくださいました。寄付金はOCCと呼ばれる「学校共同組合」というところに集められ、それぞれの活動にお金が分配されるようです。

日本だと一部の保護者がボランティアで芸術支援活動をしていますが、最近は時代も変わり先細りで苦戦していると聞きます。その点、フランスのように学校を通して寄付金を募り、子どもたちに芸術と触れる機会を作ることはで、文化芸術活動の保全支援にもつなげるという枠組は、とても良い仕組みですね。

寄付金はいくらが妥当?

さて、保護者として困るのはいくら寄付金を渡せばよいのか・・・。ということです。我が家も新学期に入園して初めて寄付をお願いします、と言われたときは非常に困りました。パパの会社の同僚に相談したら、大体年間で20ユーロぐらいで良いんじゃない?とのこと。ただ、あくまで寄付なので、もっと渡す人も少ない人もいるよ、ということでした。それから、「まあ、外国人だからあまり気にしなくていいんじゃない?」とも。

うーん、確かにそうなんですけど、やっぱりいくら渡すべきか悩むよなあ。

と、2回目の寄付をするにあたり、困っていたところ先日子どもたちと幼稚園で見に行った映画が2.5ユーロだということを知りました。じゃあ、そうした課外活動は2カ月に1~2回程度のようなので、ひと月5ユーロならいいかな?

というわけで、今回は4か月分で20ユーロを寄付したいと思います。

あくまで我が家の場合ですが、これからフランスの幼稚園・小学校に通う方はご参考になさってください。

 

Photo by Aaron Burden on Unsplash

外国人の親のための無料フランス語講座はめちゃめちゃ実用的だった!

パリの幼稚園の子どもが「初めて」見る映画