【海外引越】船便と航空便 どう仕分ける?

海外赴任予定のちょうど2カ月前ごろ、日通に引っ越しの見積もりをしもらいました。

さすがに担当者は慣れたものですね。船便、航空便、手荷物、国内引っ越しと何をどう入れれば良いかを手際よく簡潔に説明してくれました。仕分ける順番も含めてみてみましょう。

目次

船便第1便(出国1か月前)

船便の特徴は大容量を送れることです。日通の担当者のおすすめは
「朝起きてから夜ねるまでに使う生活必需品を第一便で送ること」
だそうです。

すぐに新居に住むか、現地に行ってから探すかで状況は変わりますが、フランスまでの船便は大体2カ月かかるのでフランスに入国して1か月して生活が落ち着いたぐらいのころに第一便が届くイメージです。
入れるものは以下のものです。

・衣服
・鍋などのキッチン必需品
・よく使う食器
・当面の調味料、食料品
・洗濯物を干すピンチハンガーなどの生活必需品
・物干し台(あれば)
・布団類(掛け布団や枕は持っていく人が多いとのこと)

船便第2便(出国1~2週間前)

船便第2便ではその次によく使うものを使います。
・食料品のストック
・生活用品
・客用の布団
・衣替えまで着ない服
・すぐに使わないおもちゃ
・装飾品
・フランスで読みたい本

醤油などの調味料のストックやサランラップ、ティッシュペーパーは一度に大量を送ると販売目的とみなされで関税がかかるか最悪没収となってしまうため、できれば船便の1便と2便で分けると良いそうです。
目安としてはサランラップ5~6本ずつというイメージでしょうか?

航空便(出国直前)

航空便の特徴はほぼ遅延がないということだそうです。大体2週間で届くようです。
ただしデメリットは重いものを多くは送れないことですね。また引っ越し業者の手を離れて、航空会社の管理に途中入るため荷物が雑に扱われるというリスクがあります。飛行機の積み荷を見ていると航空会社職員がボンボン投げているのを見ることがありますよね。航空便は特に壊れやすいものを入れるのは避けた方が良いでしょう。

手荷物(出国直前)

こちらは到着した日からすぐに使うものをいれます。
通常の旅行者と異なり海外赴任の場合、航空会社の「海外赴任サービス」を使うことができます。

例えばANAの「赴任コンポ」の場合、海外赴任特典として

ファースト/ビジネスクラス 通常手荷物 3個×32kg + 特典2個
エコノミークラス      通常手荷物  2個×23kg + 特典2個

となります。これが人数分枠が取れますので、4人家族でビジネスなら合計20個ですね!
これは使わない手はない。

手荷物として持ち込めるのはスーツケースなどの旅行鞄だけでなく段ボールもOKです。
引っ越し業者に多めに箱をもらい、手荷物として出国直前までの使うものを持っていきたいですね。
なお手荷物は前日までに空港に宅配便等で送っておきます。こちらは引っ越し業者はやってくれませんので、自分で忘れないようにする必要があります。

また現地では普通のタクシーでは運べませんので、現地の受け入れ先にお願いしてバンなど大型の車を手配しておくと良いそうです。

ちなみにパソコンなどの精密機械は機内持ち込みにするのが一番安全です。

国内引っ越し、倉庫(住居退去時)

大物の家具、冷蔵庫・洗濯機などの家電類は実家や倉庫などに保管してもらいます。倉庫の場合、食品や植物、ガソリンの入ったままのバイクなどは預かってもらえないため、よく注意事項を読んで仕分けましょう。倉庫はできれば温度が一定に保たれているところを探しましょう。我が家や会社で倉庫を借りてくれるので、大物は全部倉庫に置いておく予定です。

海外引っ越しでも国内引っ越しでも取り扱えないもの

ガスボンベやスプレー缶など引火や爆発の恐れがあるものは海外でも国内でも引っ越し業者では取り扱ってもらえません。ストックがある場合は使い切るか、人にあげるしかなさそうです。

早速仕分けしてみました

日通からもらったシールを使って早速仕分けを行いました。

大きな棚の場合は引き出しごとに「船便(青)」「倉庫(赤)」「その他(茶色)」のシールを貼ります

我が家はおもちゃが大量すぎて見積もりの段階で船便が容量オーバーになりました(汗)おもちゃを半分国内に半分おいていく必要がありそうです・・・。その仕分けが一番大変だあ~。

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