子どもとみつける日本の春の食材

春休みを利用して初めての一時帰国中です。家族にあったり友人にあったりと楽しみなことが沢山あるなかで、意外と楽しみにしていたのが「お散歩」。子どもたちは関東の郊外にある祖父母の家の近くの土手や田んぼのあぜ道が大好きで、帰省すると必ずお散歩にでかけます。

今回の帰省でもばあばに誘われて、「山菜採り」に。なんでも土手にワラビが自生しているんだそうです。ワラビというと山の中にあるイメージですが、平地にも自生してるんですね。私もばあばと子どもたちに興味津々でついていきました。

ワラビを探すにあたって困ったのは、子どもたちがそもそもワラビを知らないことです。そういえば、まだ殆ど食べさせていなかったかも。味に癖があるからと親が先回りして避けていたことに気がつきました。そこで慌てて、子どもたちにインターネットでワラビがどんな形かを見せてからワラビを探し始めました。

ところが、3月末でしかも今年はかなり早く暖かくなってしまったのでなかなかみつかりません。。。諦めかけていたその時、「お!これがワラビか?」というものを発見です。それは半分ワラビの葉が開いていましたが、たしかにワラビでした。

 

そのワラビのすぐ近くをみると、あった!

ワラビらしいワラビです。一度見つかるとどんどん見つかるものですね。最近では珍しいつくしも収穫できました。原っぱが減ったせいな、つくしも幼稚園や学校のイラストでは良くみますが、子どもたちも本物を見るのは初めてでした。

さて、この春の食材たち、佃煮にして食べました!と言いたいところですが、今回はやめておきました。というのも今回収穫した土手は犬たちの散歩コースだからです(苦笑) お腹壊してしまっては元も子もないのでね〜。

というわけで、ワラビやつくしなど、よく聞くけど、最近あまりみない植物を観察して、「本当はこれ食べたら美味しいのよー」という話をしておしまいです。

機会があったら実食もしてみたいですね。