パリ郊外の農園でエッグハントをしてみた
パリのエッグハント
イースターの週末はパリでもそこかしこで「エッグハント」が行われたようです。パリ市内でもブローニュの森のアクリマタシオン公園やアンドレ=シトロエン公園でエッグハントが行われました。パリ市内のカルフールではエッグハント用の紙のカゴを配っていたところもあるようです。
高級ショコラティエにも芸術的なチョコレートがディスプレイされ、町中イースターだらけです。
ちょっと足を伸ばして郊外へ
我が家もせっかくなのでどこかエッグハントに行きたいなーなんて思っていたところ、ありがたいことにパリ郊外のエッグハントに行ってみないかとお誘いを頂きました。
二つ返事でやってきたのがこちら
パリ郊外のRambouilletという街で行われているエッグハントです。フランス語でエッグハントは”Chasse aux oeufs”と言うのですね。
Rambouilletはパリのモンパルナス駅から急行電車に乗って30分、鈍行だと50分の場所です。ベルサイユのさらに先に行った駅です。電車の車窓からは菜の花畑を見ることができました。
パリはちょっと街を出るとこんな田舎の景色を見ることができます。
ルイ16世も所有したRambouillet城
Rambouilletはベルサイユのバラで有名なルイ16世が狩に来ていたお城だそうです。今でも大統領の別荘として使われているのだとか。広大なお城の敷地の庭園がとても綺麗でした。
入口の建物を写真で撮ってみたのですが、実はこちらはお城では無かった??
残念ながらメンテナンス中で建物の外観がわかりませんが、いわゆるお城はもっと奥にあるのかもしれません。
運河が綺麗だね〜
と、のんびり公園を散策しているとエッグハント30分前にしてトラブルが発生。。。てっきりここでエッグハントが行われると思っていたのですが、実はエッグハント会場はここではないことが判明。慌てて徒歩20分はありそうなエッグハント会場に向かいます。
農園でエッグハント
「まだ歩くの??」と若干ぐずり気味の子ども達を励ましながら延々と森を歩くこと20分、ようやくエッグハント会場にたどり着きました。
そこは農園。どうもかつてのRambouillet城の農園が観光農園として解放されているようです。
入園料なのか大人6€、子ども4€を払いました。日本で考えると結構高い!?でもフランスでは人件費を払うのが当たり前なのか、こんなもんかもしれないと、徐々に金銭感覚が麻痺する自分が怖いです。
農園内にはエッグハントの受付がありました。こちらのエッグハントでは農園らしくタマゴの紙パックに6色のタマゴを探します。「黄色のタマゴ」をみつけることができたらプレゼントと交換!というルールでした。
早速タマゴを探しに走る子どもたち。ちょっとわかりにくいですが紫のタマゴをゲットしました。
こんなところにもタマゴ
農園内には羊やヤギもいます。
ファンキーな牛の置物も・・・。
これはルイ16世やナポレオン3世も乗っていたのでしょうか??わりと近世のものの様な気もします。ちゃんと説明を読んでみれば良かった・・・。
という様に園内を見学しながらタマゴを探すのですが、なかなか黄色のタマゴが見つかりません。大人も一緒になって真剣に探していると、
あった!!
ようやく見つけました。「金のタマゴ」ならぬ黄色のタマゴはニワトリが産む設定になっていました。
やっとのことで6色の彩りどりのタマゴが揃うと受付でお菓子と交換です。
無事にチョコをゲット!チョコレートはベルギーのLeonidasのものでした。さすがフランスの子どもは小さい頃から美味しいもの食べてるのね〜。
というわけで無事にミッション・コンプリートです。
農園では動物達と触れ合うこともできて、初めてのエッグハントは大満足の一日でした。