素顔のパリジャンが見られる街 バスティーユからプロムナード・プランテ

久しぶりに気持ちが良い天気だったので、バスティーユからプロムナード・プランテまで歩いてみました。実はバスティーユ広場も12区も初めてです。

まずは出発点のバスティーユ広場。パリに来て8ヶ月目にして初めて来ました。広場の金の像が太陽の光を受け輝いています。

バスティーユのすぐそばの運河には可愛い船がたくさん停泊しています。

運河に沿って遊歩道が整備されているので、車を気にせずにゆっくりお散歩できます。

それにしてもフランスの船って可愛くて本当に絵になりますね。

しばし運河を散歩した後、バスティーユ広場に戻り、リヨン通りを南下します。

あった!これがプロムナード・プランテです。

プロムナード・プランテは旧国鉄の高架を利用した緑道です。このリヨン通りとドメニル大通りの交差点からヴァンセンヌの森のすぐ近くまで続き、全長は4.5kmもあります。

高架を上がってみると高架の上とは思えないほど緑がいっぱい!

時折可愛らしいアートも。

あまりに緑が豊かで、途中歩いていると高架の上ということをすっかり忘れてしまいそうになります。

お散歩をしているのもほとんどが地元のフランス人で、ランニングをしたり、ベンチに座ったりのんびりした空気が流れています。

プロムナードの下も歩いてみました。

延々とと続く高架の下にはギャラリーやカフェ、レストランなど小洒落たお店が並んでいます。

今回初めてバスティーユ界隈の12区側を歩いてみたのですが、シックなパリ中心部から西側の16区と違って、どことなくオシャレなのに肩の力が抜けた空気感が印象的です。歩いている層も比較的若い世代が多く、治安が悪い雰囲気も全くありませんでした。なるほど、パリの子育て世代が好んで住むエリアということに納得です。ベビーカーを押している人や高校生ぐらいの子どもたちも沢山みかけました。

バスティーユより東側はあまりガイドブックでページを割かれるエリアではありませんが、パリジャンの素顔が垣間見られる穴場スポットでした。