ダ・ヴィンチの発明で遊べる城 フランス クロ・リュセ城

古城巡りで有名なフランスのロワール地方ですが、その中でも子連れファミリーにダントツにオススメなのがアンボワーズにあるクロ・リュセ城です。なんと言ってもこちらのお城はレオナルド・ダ・ヴィンチの発明で遊べるのです!あの有名なモナリザを死ぬ晩年まで書き続けた場所でもクロ・リュセ城について今回はご紹介します。

目次

レオナルド・ダ・ヴィンチが晩年を過ごした館

クロ・リュセ城はレオナルド・ダ・ヴィンチが死ぬまでの晩年を過ごした館として有名です。レオナルドが実際に生活した部屋やアトリエ、書斎などが残されています。

レオナルド・ダ・ヴィンチがこの館に移ってきたとき、お気に入りの絵を三枚だけイタリアから持ってきたそうです。その絵が「聖アンナと聖母子」「洗礼者聖ヨハネ」「モナ・リザ」なんだとか。

そういえばどの絵もルーブルにありました!子どもと一緒だったのでサーーっとみてしまいましたが、ちゃんと見ておけば良かった・・・。

それでも500年前にこの場所であの絵たちが描かれたのかと思うと原点思考持ちの私としてドキドキしてしまいます。

レオナルド・ダ・ヴインチの発明で遊べる

また、クロ・リュセ城ではレオナルド・ダ・ヴィンチの生活していた時代を単に感じるだけでなく、彼の科学者としての発明に実際に「触れる」ことができることができるんです。

例えば有名なヘリコプター。

実際にぐるぐる回してみることができます。これは子ども達には大人気で次々と子どもがやってきてはヘリコプターを回していました。

またこちらも同じくらい有名なレオナルドが考案した戦車です。こちらも子ども達が実際に動かすことができます。子ども達からするとレオナルド云々はどうでもよく、ちょうど良いプレイランドになっていました。。。

そのほかにも広い庭園を散策しながらレオナルドの数々の発明を実物大でみることができます。それぞれ歯車やてこをうまく使った道具で、現代人からするとなんてことない仕組みですが、これらが当たり前に実用化されたのが19世紀になってからだということを思うといかにレオナルドが時代を先取りした天才だったかがわかります。

一通り展示品を見て遊んだあとは本物のキッズエリアで遊んで大満足!お土産コーナーではレオナルドの発明プラモデルを買い親子ともにご機嫌でクロ・リュセ観光を終えることができました。

シャンボール城やアンボワーズ城のように権力の中枢にあったお城とは異なり、居住を目的とした館なので部屋数は少ないのですが、レオナルドが生きていた当時の雰囲気や、沢山の発明を知ることができてなかなか見ごたえがありました。特に子どもたちが楽しめるような工夫が多くあり、小3と年中の子どもたちにも素直に楽しめたようです。

特に科学好き、運動好きのお子さんとの観光にオススメです!